「ラジオ」についての個人的な一考
2020年9月18日
2020年12月19日
オールケイトニッポン、投稿フォーム担当の岡本みかげです。まず最初に、最近個人的な忙しさから本放送に顔を出すことやお便りを貼る作業ができていないことをお詫び申し上げます。
さて、今回私が書きたいのはこのオールケイトニッポンの在り方についてのちょっとした疑問についてです。
元々、この「オールケイトニッポン」は「ラジオをしたい」というからリン氏の欲求が実現したものです。そして、この放送についての認識はリスナーの皆様においても「からリンのやってるラジオ」というものであることは間違いないでしょう。
しかしながら、オールケイトニッポンの放送も早20回を突破し、その在り方が変容しているのではないかという疑念(というほどのものでもないですが)を私は抱いています。
というのも、最近のオールケイトニッポンは「ただお便りをあらかじめ募集しているだけのただのキャスになっている」気がするのです。本来ラジオというものは事前に送られるお便りを除けば一方通行のメディアであり、しかも聴覚のみに訴えるべきものであったはずです。しかし、ツイキャスの仕様もありオールケイトニッポンではコメント欄を活用した双方向的なコミュニケーションが度々行われ、外部のコメントから脱線に脱線を重ねることも少なくありません。また、視覚情報に依拠する投稿がお便り欄に届いていることも事実です。
リスナーの助けになれば、と始めたお便りのコメント欄への放流ですが、今となっては私はこれを失敗だった、と考えています。ラジオの本旨を台無しにしてしまうものだからです。
「自分で始めたことなのに何を今更」というご意見はもっともです。ですが、私はあえて主張したい。
「一方通行の、聴覚だけに依拠するコミュニケーション。それがラジオではないでしょうか?」と。